こんにちは、写真もアートも大好きタカフミです。
先日、JR博多シティで開催中の「動き出す浮世絵展」に行ってきました。この展示、なんと写真も動画も撮影OK。SNSでの投稿も歓迎されていて、写真好きとしては見逃せないイベントでした。この記事では、その模様をたっぷりの写真とともに紹介しつつ、屋内&暗所での撮影の工夫や反省点についてもお話しします。

今回は「アート×写真」をテーマに、アート・芸術が好きな方、写真が好きな方の両方に「動き出す浮世絵展」の魅力をお届けします。また、私にとって屋内の暗所での撮影が初めてであったが故の反省点も包み隠すことなくお伝えしていきます。
会場はJR博多シティ9F「JR九州ホール」
「動き出す浮世絵展」はJR博多駅直結の「JR博多シティ」9階にあるJR九州ホールで開催中。アクセスも抜群で、博多駅を降りてすぐなので県外からのアクセスもしやすい場所です。


開催日時・場所
- 開催期間:2025年6月28日 (土) 〜 8月17日 (日)
- 開催時間:10:00 ~ 20:00 (最終入場 19:15)
- 場所:JR博多シティ 9F JR九州ホール(福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1)
- 公共交通機関:新幹線中央改札口より約5分、JR 線改札口より約3分、地下鉄博多改札口より約3分
料金
| 前売券 | 当日券 | |
|---|---|---|
| 大人 | 2,000円 | 2,200円 |
| 子ども(4歳以上中学生以下) | 700円 | 900円 |
| 学生(高・大・専門) | 1,500円 | 1,800円 |
| シニア(65歳以上) | 1,700円 | 1,900円 |
写真と動画がOK!写真好きにはたまらない展示
最近は美術展での撮影禁止が多い中、この展示は全編撮影OK(※三脚・フラッシュはNG)。
もともとアートに関心があった僕はCMや広告でこの展覧会を知って興味を持っていました。そこに「撮影OK」「SNS投稿歓迎」という情報を見て行かない理由がなくなったわけです。
展示は9つの映像空間で構成
展示は、「眺」「藍」「麗」「彩」「遊」「錦」「豪」「雅」「瀧」の9つのテーマごとの空間で構成されています。
それぞれの空間には10分前後の異なる映像コンテンツが繰り返し投影され、プロジェクションマッピングや3DCGアニメーションによって浮世絵が動き出します。動く波、揺れる花、回転する富士山など「和」の世界観が光と音で表現されていて、まるで浮世絵の中に入り込んだような感覚になります。


それぞれのテーマごとに一つの部屋が用意されており、一つの部屋での鑑賞が終わると次の部屋に移動します。一つ一つの部屋はそれほど広くはありません。なお、次の部屋に移動すると前の部屋には戻れないので注意が必要です。また、会場内はお手洗いがないので事前に済ませておきましょう。


展示内容を写真でご紹介【ネタバレ注意】
では、動き出す浮世絵展の展示内容を高画質の写真とともにご紹介いたします。
尚、ここからは多数の写真を掲載していくので、これから鑑賞に行かれる方やネタバレを見たくない方は十分にご注意ください。また、会場の広さの関係や他の方々の邪魔にならないように位置どりしたこともあり、終始同じようなアングルになっています。それに加えて、私が屋内での撮影に慣れていないため、写真作品としてみた場合は微妙な仕上がりが多いことをあらかじめ言い訳しておきます。そこはご愛嬌ということで。苦戦した内容や反省点については後ほど説明します。


最初の部屋には水中での映像が映し出されており、まるで水族館に来ているような気分となりました。時折、富嶽三十六景のような波の演出もあり、始まって早々に非現実的な世界に迷い込んだように錯覚します。






それぞれの部屋に映し出される映像はストーリー仕立てになっています。それほど長い時間ではないので、映像の途中から入った場合も最初から見てみることをおすすめします。




浮世絵という日本の芸術文化と3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングなどの現代技術が自然な形で融合されており、訪れた人々を魅了します。










下の写真のように薄い布でできたカーテンに映像が映し出される演出も見応えがありました。なんだかちょっとアダルトな雰囲気ですが笑






展示会場には、葛飾北斎や歌川広重、喜多川歌麿など世界的に著名な浮世絵師の作品も多数展示されています。現代のアニメーション技術やプロジェクションマッピングの中に実物の浮世絵も楽しむことができますよ。






最後の部屋には大きな富士山のオブジェクトがあり、そこにプロジェクションマッピングで映像を映し出します。四季を表現する映像が10分ほど映し出され、とにかくたくさんの色に変化していくので飽きることなく楽しむことができました。


桜吹雪舞うピンク色になったかと思えば紅葉の風景になったりカラフルな花の模様が映し出されたりと、次々に映像が変化していきます。わずか10分ほどで四季の移り変わりを楽しむことができます。


個人的に好きな演出が下の紅葉が舞い散る映像です。夏真っ只中の今、こんなに綺麗な紅葉を楽しむことができて大変満足です。


ゴージャスな金色の世界観にも変化します。


美しく輝くたくさんのランタンや提灯が映し出されるシーンも。


黒を基調とした映像の中に彩り鮮やかな花模様が映し出され、その映像美に息を呑んでしまいます。


色鮮やかな映像美に魅了された後は、一転して雪景色に変化します。


以上が、動き出す浮世絵展の展示内容でした。多数の写真でネタバレをしていきましたが、実際に会場に足を運んで自分の目で肌で感じないことにはその感動は得られないと思います。興味のある方はぜひ会場まで体験しにいくことをおすすめします。
使用機材と設定について
今回はSONY FE 24-70mm F2.8 GM IIを使って撮影しました。ただし、この記事を読んでくださっている方に最初に伝えておきたいのは「写真の仕上がりに自信があるわけではない」ということ。なぜなら、僕にとって「屋内の、しかも暗い展示空間」での撮影は今回が初めてだったからです。その反省点と撮影テクニックについては以下で解説していきます。


撮影時の反省点とテクニック
ここからは写真撮影という視点から、今回の撮影で感じた反省点とテクニックをご紹介していきます。
■ 広角が欲しかった!
展示空間は思っていた以上に狭く、距離が取れないため、FE 24-70mm F2.8 GM IIの広角端である24mmでもギリギリの画角でした。可能であれば16-35mmのような広角レンズのほうが余裕をもって構図を組めると思います。
■ 絞りとISOのバランス
暗所撮影ではとにかく絞り値とISO感度のバランスが重要。僕はF2.8開放で撮影していたのですが、プロジェクションマッピングの明るい部分が白く飛んでしまうことがあったので、F4〜5.6程度に絞っても良かったかもしれません。ただし、展示内容ごとにその明るさも大きく変わるためその調整が難しいと感じました。
ISO感度は3200〜12800あたりまで思い切って上げていますが、LightroomのAIノイズ除去でかなり綺麗に仕上がりました。最近のRAW現像ツールは本当にすごい。
■ シャッタースピードは1/500秒で固定
映像内では被写体(人や風景)が動いているので、シャッタースピードが遅いとブレが発生します。今回は基本1/500秒固定で撮影しました。手ブレ・被写体ブレを防ぐためにも、これは最低限のラインだと感じました。
実はスマホの方が良いかも…?
これは本音なのですが、「狭くて暗い展示空間」「人が多い」「機材設定に時間をかけられない」という条件を考えると、iPhoneの超広角カメラやスマホの自動調整機能はとても優秀です。
コンパクトで取り回しもよく、スマホで撮った方が楽だったかも?と感じる瞬間もありました。
もちろん、本格的に記録として残したい方にはミラーレスの強みもありますが、「とりあえず記録したい」という程度であればスマホでも十分素敵な写真が撮れると思います。
また、先日発表されたRX1R IIIのような軽量コンパクトながらも本格的な撮影体験ができるコンデジも、このような環境下での撮影には最適かもしれません。


所要時間と全体の印象
会場内はそれほど広くはないため、写真を撮りながらでも1時間〜1時間半程度で見て回れます。ただし、映像はループしているものの最初から最後まで見ると印象が変わることもあるので、余裕があるなら全ての映像を最初から最後まで鑑賞することをおすすめします。
とにかく「アート×写真」の融合が好きな人には最高の展示でした!


まとめ:動き出す浮世絵展は写真好き・アート好きの両方におすすめ!
- 撮影OKの貴重なアート展示
- 屋内・暗所撮影の練習にもなる
- 光と音で浮世絵が生きているように感じる
- 設定や構図の反省も多く、勉強になった
- 次回行くなら、もっと広角のレンズで挑みたい!
写真を撮るという視点で見ると、光の演出とアートの融合は本当に刺激的でした。
もし近くにお住まいで興味のある方がいれば、ぜひ足を運んでみてください!



今回の撮影で感じた反省点とその対策を引っ提げてもう一度見にいきたいと思っているほどです。アートや芸術、浮世絵が好きな方はもちろん、それらの芸術的な演出を写真に収めたい人にもおすすめできるイベントです。写真ブログということで、今回は写真を多数掲載しましたが、「動き出す」というコンセプトを活かすために動画撮影でも映えること間違いなしです!











