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TAIONのインナーダウンをレビュー|写真撮影を快適にする、冬の心強い相棒

国産ダウンブランドTAIONのインナーダウン
目次

写真を撮る人にとって、服装もまた大切な“カメラギア”

写真を撮りに出かけるとき、僕はわりと服装を気にします。それは「お洒落のため」というよりも「ちゃんと写真を撮るため」の意味合いが強いです。特に寒い季節の撮影は、服装ひとつで集中力がまったく変わってくるんですよね。寒さを我慢しながらシャッターを切っていると、気が付けば構図も雑になってしまう。だから僕にとって、服は“撮影体験を支える道具”でもあるのです。
普段、僕は、がっつりと写真を撮りに行くときはアウトドアスタイルが多く、特に1年を通して夏場以外はハードシェルジャケットを着ることが多いです。冷たい風を防いでくれるし、多少の雨にも強い。写真撮影においては万能なアイテムの一つです。しかし、冬になるとそれ一枚ではやっぱり寒い。そんなときに活躍してくれるのが、今回紹介するTAION(タイオン)というメーカーのインナーダウン です。

国産ダウンブランドTAIONのインナーダウン

国産ダウンブランド「TAION」という選択

国産ダウンブランドTAIONのインナーダウンの商品タグ

TAIONは、2016年に日本で誕生したインナーダウン専業のブランドです。「体温(TAION)」という名前の通り、“暖かさ”をとても大切にしているブランドです。ダウンといえば高価なイメージがありますが、TAIONは高品質でありながら手の届きやすい価格帯となっており、圧倒的なコストパフォーマンスで良質な商品を提供しているのが大きな特徴です。日常使いからアウトドアまで幅広く使えるラインナップが揃っています。

デザインも、使い勝手も、ちゃんと考えられている

今回僕が選んだのは、TAIONの中でも人気のラインとなっているミリタリーラインのインナーダウン(品番:TAION-101ZML-1)です。ミリタリーらしい無骨さがありつつ、街着としても成立するデザインとなっています。

国産ダウンブランドTAIONのインナーダウン
後ろのカーテンの柄でごちゃごちゃしてしまっています…ごめんなさい…!
国産ダウンブランドTAIONのインナーダウン
後ろのデザインもいたってシンプル

「インナーダウンだけど、ちゃんと主役にもなれる」そんな絶妙な立ち位置がとても気に入っています。いかにも“中に着る用”という感じがなく、単体でもしっかりと成立するデザインなのです。
さらにこのインナーダウンの便利な点が、

  • フロントのファスナーがダブルジップ仕様であること
  • 両サイドにもジップ型のスリットがあること
  • Vネックで首回りがすっきりしていること

これが想像以上に使いやすいのです。

国産ダウンブランドTAIONのインナーダウンのダブルジップ
正面のダブルジップ仕様のファスナー

正面のダブルジップは上下に開閉できるため座ったときにダウンが突っ張らないし、少し開ければベンチレーションとしても使える。

国産ダウンブランドTAIONのインナーダウン(サイドのジップを開けたところ)
両サイドのスリットもジップ仕様で開き具合を調整できる

両脇のスリットもジップで開き具合を調整できるので、可動域が増えることで動きやすさをサポートします。撮影中って意外と体温が上がるので、この調整幅がありがたいんですよね。僕はこの上からハードシェルを着るスタイルが撮影中の定番となっています。これがもうかなり快適です。また、首元はVネック仕様となっているので、インナーダウンの下に襟付きのシャツなどを着てもすっきりとした印象を与えます。首周りがごわごわすると撮影に集中できませんからね。

ベンチレーションとは?
ベンチレーションとは、通風・換気・風通しを意味し、衣服やヘルメット内の熱やムレを逃がすための通気口のこと。ファッションでは、ジャケットの主に背中や脇の下に装備された、蒸れを防ぎ温度を調節する機能である。

800FPダウンの真価|防寒力を体感レビュー

TAIONのダウンの大きな特徴の一つとして、多くの商品で800フィルパワーの良質なダウンを使用していることが挙げられます。一般で使用されるダウンよりも軽量で、暖かい空気をたくさん含むことができます。正直に言うと、ここまで違うとは思っていませんでした。800フィルパワーのダウンは伊達じゃない。軽いのに、しっかりと暖かい。いわゆる“なんちゃってダウン”とは明らかに別物です。実際に撮影の場で着用しましたが、ダウン自体が軽量なためとても動きやすく、しかし、だからといって暖かさを犠牲にすることもなくしっかりと体を熱を閉じ込めてくれます。
実際に着用して写真撮影した日のレビュー▶️河内貯水池で、冬の気配を探して― 静けさを拾う日 ―
それでいて価格は1万円台。このクオリティでこの価格は、正直かなり驚きました。
「コスパがいい」という言葉はあまり使いたくないけれど、これは素直にそう言いたくなります。

フィルパワーについて・・・
フィルパワーは、ダウン(羽毛)のかさ高性(膨らみ具合)を示す数値で、数値が高いほど空気を多く含み、保温性が高く、軽くて高品質なダウンであることを意味する。登山用では700FP以上が高品質、タウンユースでは600FP以上が十分とされる目安である。フィルパワーはダウンの品質を客観的に示す指標であり、同じ重さのダウンでもフィルパワーによって保温性や軽さが大きく変わるため、ダウン製品を選ぶ際の重要な基準となる。

フィルパワーと保温性の関係は以下の通りです。

フィルパワーダウンの膨らみ保温性
〜550FP膨らみが小さく、同じ重さでも体積が少ない作り出せる空気層が薄いため、保温性は限定的
600〜700FP良質で、十分な体積に膨らむ日常使いや多くのアウトドアシーンで満足できる保温性
700FP〜大きく膨らみ、少ない量でも厚い空気層を作る軽量性と高い保温性を両立し、より厳しい寒さに対応可能
800FP〜最高品質で、ごく僅かな量で最大限に膨らむ極めて高い保温性を持ち、製品全体の軽量化・コンパクト化に貢献

上の表を見てもらえると、TAIONの800フィルパワーという数字がいかに高品質のグレードであるのかを分かっていただけると思います。

国産ダウンブランドTAIONのインナーダウンの商品タグ

しかもこれだけ高品質でありながら、前述した通り価格は11,000円(税込)とコストパフォーマンスも抜群です。
※価格は2025年12月時点でのメーカー希望小売価格です。

サイズ感について(これは大事)

サイズ感ですが、インナーダウンとして使うなら普段通りのサイズでも問題ないと思います。
ただし、

  • インナーダウンをアウターとしても着たい
  • インナーダウンの下に厚手の服を着ることが多い
  • ジャストサイズよりかはゆったり目に着用したい

という人は、ワンサイズ上がおすすめです。
僕自身、身長166cm・体重58kgで、普段はSサイズを選ぶことが多いですが、今回はMサイズを選んでちょうどよかったです。Sサイズだと少しタイトだったかな、という印象。
ネットで購入する場合は、できればサイズ感のレビューをよく見るか、可能なら試着できると安心ですね。

撮影中にも嬉しい、専用の収納袋付き

国産ダウンブランドTAIONのインナーダウンに付属する収納袋

付属の収納袋も地味に便利です。撮影に夢中になって体が温まってきたら、ダウンを脱いでくるっと丸めて収納袋へ。コンパクトになるのでバッグの中でも邪魔にならないし、荷物を極力減らしたいフォトグラファーには本当にありがたい存在です。
軽くて、かさばらない。それでいてしっかり暖かい。このバランス感覚が、TAIONらしさなのかもしれません。

写真を撮る人にとっての「冬の相棒」

軽量で、コンパクトで、暖かい。そして、ちゃんとかっこいい。
TAIONのインナーダウンは、「写真を撮る人の冬」を静かに支えてくれる存在だと感じました。
今ではインナーダウンだけでなく、アウターやパンツなどの展開も豊富なので、今後もきっとお世話になると思います。カメラやレンズと同じように、“良い道具は、撮る時間そのものを豊かにしてくれる”。そんなことを改めて感じさせてくれた一着でした。もし冬の服装でお困りのフォトグラファーさんがいらっしゃれば、今回ご紹介したTAIONのインナーダウンはぜひおすすめしたいと思います。

タカフミ
主に地元北九州で写真を撮っている写真愛好家です。日常の中で「ふと立ち止まりたくなる景色」や「なんとなく心が動く瞬間」にレンズを向けています。このブログを通して多くの人に写真の楽しさを伝えていきたいです。
国産ダウンブランドTAIONのインナーダウン

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この記事を書いた人

タカフミのアバター タカフミ 写真と暮らしを綴る人

主に地元北九州で写真を撮っている写真愛好家です。日常の中で「ふと立ち止まりたくなる景色」や「なんとなく心が動く瞬間」にレンズを向けています。このブログを通して多くの人に写真の楽しさを伝えていきたいです。

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