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街でカメラを構えるのが恥ずかしい?その原因と対処法を解説!

海の中道海浜公園に咲く春のネモフィラ

写真初心者が感じる”あるある”

カメラを買ったばかりの頃、ワクワクしながら街に出て、「さあ、撮ろう」と思った瞬間──なんだか周りの目が気になってシャッターを押せなかった。
そんな経験、ありませんか?
僕はあります。というか、しばらくの間ずっとそうでした。

せっかくカメラを持ってワクワクしながら外へ出たもののなぜか恥ずかしくて写真を撮ることに集中できない。カメラを始めたばかりの頃の僕は楽しさよりも恥ずかしさが勝っていました。

これは僕自身も経験したカメラ初心者”あるある”なのです。
写真を始めたばかりの頃に感じるこの“恥ずかしさ”は、とても自然なものです。今回はその原因を掘り下げながら僕自身の経験も交えて、「街中での撮影に少しずつ慣れていく方法」*をお話ししてみようと思います。

なぜ、街でカメラを構えるのは恥ずかしいのか?

まずはその気持ちの正体を少しだけ言語化してみましょう。

人の目が気になる

街中でカメラを構えていると、
あの人何を撮っているんだろう?」という視線を向けられているような気がします。
実際に誰かがじっと見ているわけではないかもしれません。しかし、なんとなくそのような視線を感じてしまったり、後ろめたさのようなものを感じてしまうこともあります。

“プロっぽさ”に対するプレッシャー

カメラを持っているだけで「ちゃんと撮れる人」だと思われるような気がして自分で勝手にハードルを上げてしまう。これもよくある感覚です。
特に大きめのミラーレス一眼や望遠レンズを使っていると、まわりから「ガチ感」が伝わってしまうような気がしてなんとなく身構えてしまいます。

撮ってはいけないものを撮っている気がする

例えば「スナップ写真」は日常の中の自然な風景や人々を撮るスタイルのこと。でもそれは「人の生活に踏み込んでいるような気がしてしまう」こともあります。撮っていいものだとしてもそこに罪悪感が生まれてしまうのはきっと写真に対する誠実さのあらわれでもあるのかもしれません。

少しずつカメラを構えることに慣れていくには

ではどうすればよいのでしょうか。
ここからは僕が実践してよかったと感じたコツや考え方を紹介します。

撮りやすい場所から始めよう

まずは「撮ることに集中しやすい環境」を選ぶのはコツです。
具体的には以下のような場所をおすすめします。

  • 朝のまだ人の少ない時間帯の街
  • 観光地(カメラを構えていても浮かない) ←特におすすめ!
  • 公園や広場(視線が分散しやすい)
  • 海辺や川沿いなど自然のある場所

特に観光地やイベントの会場では多くの人がスマホやカメラを構えているので、自分もその中の一人として馴染みやすくなるのでおすすめです。私もカメラを買って間もない頃は北九州市内でも人気観光スポットである門司港レトロで写真の練習をよく行っていました。観光で訪れた方々はみんなそれぞれに写真を撮っており、中には大きなカメラを持っているフォトグラファーの方もいるので、その中で集中して写真を撮ることができます。

北九州市門司港レトロの色彩豊かな夜景
門司港レトロでの夜景

下の写真は福岡市にある海の中道海浜公園で今年の春に撮ったものです。毎年4月から5月にかけて100万本ものネモフィラがあたり一面に咲き誇る県内でも有名なスポットですが、こちらも写真撮影の場所としては最適です。人気スポットのため人は多いですがカメラを持って写真を撮っている人も少なくなく、なによりも目の前に明らかな被写体があるので周りから浮くことがありません。

海の中道海浜公園に咲く春のネモフィラ
海の中道海浜公園での1枚

また、先日記事にした猫島として有名な北九州市の藍島も写真を撮るには絶好の場所です。そもそも人が少ない場所ということや、猫目的で写真を撮りに行く方も多いので”恥ずかしい”という気持ちがこの場所では生まれないはずです。藍島ではなくてもこういった人があまり多くない場所で写真を撮ることもよいでしょう。撮りやすい環境に身を置くこともひとつの方法です。

“かがみの海”で有名な福岡県福津市にある福間海岸もSNS映えする写真が撮れることで有名なフォトスポットです。こちらもたくさんの人がスマホやカメラで写真を撮っており、周りから浮くことはないため初心者の方にもおすすめです。かがみの海での写真は以下の記事でご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください。

小さめのレンズや機材を使って”構えている感”を減らす

僕自身、最初はフルサイズのミラーレス一眼と大三元レンズという堂々たる組み合わせで挑んでいました笑。しかし、慣れないうちはそれが逆に「目立っている」感を生み出していた気がします。最初の頃は小さめのレンズを選んでみることやコンデジを使ってみるだけでも違います。「軽い・目立たない・構えやすい」三拍子そろった”慣れ”のための相棒です。

僕がおすすめするのが標準ズームレンズ。単焦点レンズだとレンズ交換しなければならない場面でも、ズームレンズであればすぐに被写体に寄ったり引いたりできます。僕が愛用している標準ズームレンズの紹介もしているので、ぜひチェックしてみてください。

撮影の”目的”を明確にする

「なんとなく」撮ることよりも「これが撮りたい」という明確な目的があると周囲の視線が気になりにくくなります。
例えば、”木漏れ日がきれいだから撮りたい“、”鳥が止まっている瞬間を逃したくない“、など、自分だけの理由があるとカメラを構えることに正当性が生まれ、自信を持って撮れるようになります。逆に恥ずかしいからと言っておどおどしてしまっている方が周りから見ると挙動不審に見えてしまうのです。
「堂々としろ」と言われても難しいものです。しかし、少しずつ慣れていくと”気にしなくなる“感覚が出てきます。
「撮ること」に夢中になる瞬間があって気がついたら周りの視線なんてどうでもよくなっていた。おそらくほとんどのフォトグラファーが通っていく道なんだと思います。

同じ場所に長く居座らない

気になる被写体を目にするとついついその前に立ち長時間カメラを向けてしまうかもしれません。しかし、それが周りの人たちからすると「この人何しているんだろう?」という不思議に見られてしまい、また、その視線が気になって恥ずかしく思うこともあるかもしれません。したがって、同じ場所に長時間居座るのではなく、気になる被写体を見つけたら、「さっとカメラを出して」、「さっとシャッターを切って」、「さっとカメラをしまう」、そして早々にその場を離れる、これが周りの人からの注目を集めないテクニックとなります。

自分のスタイルを見つけることが、恥ずかしさを超えるカギ

僕が思うに、カメラというのは自分らしさと向き合うツール。
人によって撮りたいものが違うし、感じる恥ずかしの種類や強さも違います。大切なのは「みんなやっているから」ではなく、「自分が撮りたいものを撮る」という気持ちを大事にすること。無理に克服しようとしなくてもいいんです。少しずつ、自然に、そして楽しく。

最後に:その1枚がきっと日々の宝物になる

今は恥ずかしく感じるかもしれないけれど、数ヶ月後、数年後にはかけがいのない記録になっていることもあります。
あの時、ちょっと勇気を出して撮ってよかった
そう思える1枚がきっとあるはずです。
SnapDaysでは、そんなふうに写真と暮らしをやさしく紡いでいくことをこれからも大切にしていきたいと思います。

最初は誰しも街でカメラを構えるのは恥ずかしいもの。でもその恥ずかしさを乗り越えることで撮ることのできる1枚もあるはず。なかなか外でカメラを出すことができないと悩む初心者さんは、今回ご紹介した対処法をぜひ実践してみてほしいです。

福岡県の直方市の桜
こちらは直方市の桜
タカフミ
主に地元北九州で写真を撮っている写真愛好家です。日常の中で「ふと立ち止まりたくなる景色」や「なんとなく心が動く瞬間」にレンズを向けています。このブログを通して多くの人に写真の楽しさを伝えていきたいです。
海の中道海浜公園に咲く春のネモフィラ

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この記事を書いた人

タカフミのアバター タカフミ 写真と暮らしを綴る人

主に地元北九州で写真を撮っている写真愛好家です。日常の中で「ふと立ち止まりたくなる景色」や「なんとなく心が動く瞬間」にレンズを向けています。このブログを通して多くの人に写真の楽しさを伝えていきたいです。